夏が近づくと、気になるのが熱中症や体力の消耗。特にゴルフは長時間屋外でプレーするスポーツなので、暑さへの対策は欠かせません。
そこで注目したいのが、**「暑熱順化(しょねつじゅんか)」**というキーワード。
簡単に言えば、「体を暑さに慣れさせること」で、熱中症を予防し、パフォーマンスを維持する鍵となります。
🔥 暑熱順化ってなに?
暑熱順化とは、暑さに徐々に慣れていくことで、汗をかきやすくなったり、体温調節がスムーズになる状態のこと。
体が暑さに適応することで、以下のような効果があります:
- 発汗量が増え、熱を体外に逃しやすくなる
- 心拍数や体温の上昇を抑える
- 疲れにくくなり、集中力が保てる
- 熱中症のリスクが下がる
つまり、暑熱順化ができているかどうかで、夏ゴルフの快適さが大きく変わるということです。
🏌️♂️ ゴルフでの暑熱順化、どうやって行う?
ゴルフシーズンを安心して迎えるために、2週間前から徐々に体を慣らすのが理想です。
▶︎ 具体的なステップ
- 軽い運動から始める
- ウォーキングやジョギングを1日20〜30分、できれば暑い時間帯に軽く汗をかく程度で行う。
- 屋外練習を取り入れる
- 日陰や涼しい時間帯を選びながら、週2〜3回の打ちっぱなし練習で外気に触れる習慣を。
- 水分補給のクセづけ
- 喉が渇く前に飲む!というプレー中の水分補給リズムを練習時から意識。
- 室内練習の後にもクールダウンを忘れずに
- シミュレーションゴルフで汗をかいた後も、体を冷やすタイミングや方法を知っておくことが大切。
☀️ シミュレーションゴルフと暑熱順化の両立
冷房が効いた快適なシミュレーションゴルフでも、意外と汗をかきます。
暑熱順化の観点から見ると、シミュレーションゴルフは:
- 安全に適度な発汗を促せる
- データを見ながら、無理なく運動強度を調整できる
- 暑さに慣れる“準備期間”としても活用できる
というメリットがあります。
まとめ:夏に強いゴルファーは「暑熱順化」でつくられる!
「夏はバテてスコアが落ちる…」
「熱中症が心配で思いきり振れない…」
そんな方は、今のうちから“暑さに強いカラダづくり”を始めましょう!
暑熱順化を意識してトレーニングや練習を取り入れることで、夏本番でも集中力・体力をキープしたプレーが可能になります。