ゴルフは練習がダイレクトに結果につながります。しかし、スコアを伸ばそうと練習に熱中していても、「なかなか伸びない」と感じることもあるでしょう。それは、間違った練習メニューが原因かもしれません。

そこで今回は、ゴルフの腕を上達させる練習メニューを厳選して紹介します。伸び悩む人がやりがちな間違った練習方法についても解説します。ぜひ、ご自身の練習を思い浮かべながら、記事をチェックしてください。

ゴルフの腕を上達させる練習メニュー5選

ゴルフの腕が上達するおすすめの練習メニューを紹介します。

練習メニュー 1. グリップ練習

ゴルフではクラブと自分の体との唯一の接点がグリップになります。このグリップが安定しているかどうかは、ボールを打つことの安定につながります。

また、アドレスからフィニッシュまで安定してグリッププレッシャーが保てているかどうかも大切です。握る力加減が動作のなかで変わってしまっていると、うまく飛ばすことができません。とくに初心者の場合はトップから切り返しの瞬間に力が入りすぎてしまい、理想的なインパクトができないことがあるのです。

トップからフィニッシュまで安定したグリッププレッシャーで行えるように練習するなら、グリップ強制器具を使用した練習がおすすめです。かなり地味な練習に思えるかもしれませんが、上達のスピードはかなり変わります。

練習メニュー 2. 自分のスイングリズムを見つける

スイングリズムはゴルフの上達に必要不可欠です。スイングリズムが掴めていないと、ミスショットを起こしやすくなります。自分にぴったり合ったスイングリズムを見つけるためには、ゴルフ用メトロノームを使って自分のリズムを体に染み込ませることが大切です。

初心者ほどトップに入る前にダウンスイングを始めようとしてしまい、スイングリズムが理想的なリズムより早くなってしまう傾向にあります。まずは、自分にぴったりのスイングリズムを見つけるために、トップに入ったら一度スイングを止め、そこからダウンスイングを始めましょう。この練習によって、正しい体重移動ができるようになります。

Youtubeなどで紹介されているプロ選手のスイングを参考にし、練習するのもおすすめです。自分のスイングフォームがどうなっているのか、スマホで撮影してプロと見比べてみると違いがわかりやすくなります。

練習メニュー 3. アイアンとピッチングウェッジを使ったフォーム練習

ゴルフを始めてすぐのときは、「ドライバーを使って思いっきり飛ばしたい」という気持ちになるかもしれません。ただし、ドライバーをフルスイングで振ると力が入りすぎてしまい、フォームが乱れて上達を妨げてしまうことがあります。

まずは、正しいフォームのままボールを打てるようになるために、アイアンとピッチングウェッジを使ってボールを打つ練習をしましょう。アイアンでハーフスイングをしてボールを打つ練習から始め、安定してきたらそのままアイアンのフルスイングで練習しましょう。

さらに安定してきたらピッチングウェッジに持ち替え、ハーフスイングをしてボールを打つ練習をします。これでフォームと球の軌道が安定してきたら、そのままピッチングウェッジでのフルスイングを練習するようにしてください。アイアンとピッチングウェッジの打ち込みで思い通りの球が打てるようになると、ほかのクラブでも思い通りの球が打てるようになります。

練習メニュー 4. コースを想定した練習をする

Professional golf player choosing the golf club from the bag, sport concept

アイアンとピッチングウェッジでフォームが安定して打てるようになったら、色々なクラブを使いながらコースを想定した練習をしましょう。打ちっぱなしでは1本のクラブで連続して何球も打っている人が多いですが、実際にコースに出たときに同じクラブで連続で打つことはまずありません。

そこで、フォームが安定したら実際のコースをイメージしながらクラブを入れ替えて、一球ずつ打つ練習を行います。クラブを入れ替えながら打つことで、クラブに合わせた振り方が自然と身に付くようになるでしょう。

もちろん、練習場とゴルフコースではどうしても環境が異なります。コースを想定した練習は、コースへ出たときに技術面はもちろんメンタル面でも役立つので、おすすめです。一球一球大切にしながら、状況に合わせて打てるように練習を重ねましょう。

練習メニュー 5. パッティング練習

いくらフォームが固まって思い通りにボールが飛ばせるようになっても、パッティングがうまくいかなければカップインさせることはできません。パッティングを苦手としている人の問題の多くは「距離感が掴めない」もしくは「まっすぐ打てない」のどちらか、もしくは両方です。

パッティングで距離感を掴むためには、1m・3m・6mと距離をショートとロングに分けてパッティングする練習をしてみてください。自分で目標を設定し、まずは1mから始めて10回連続で入ったら3m、次に6mと、順を追って練習します。それが達成できたら、今度は1m・3m・6mを1回ずつ繰り返して9回連続で入れる練習をしてみましょう。連続で入れる回数は無理のない回数で構いません。

パッティングでまっすぐ打つためには、地面にクラブを2本平行に並べます。このとき、2本の間隔はパターのヘッドより少し大きいくらいにしてください。あとはパターのヘッドを地面に置いたクラブのシャフトにぶつけないように打つ練習を行います。

伸び悩む人がやっている間違ったゴルフ練習法

ゴルフの練習をしているのに「思った通りに球が飛ばせない」「スコアが伸び悩んでいる」という人の多くは、誤ったフォームでの練習を繰り返しています。

ゴルフは正しいフォームができていなくても、タイミングが合えばボールが思ったように飛ぶことがあります。そのときのフォームを「正しい」と勘違いしたまま、繰り返し練習している人がとても多いのです。何度も反復練習することによって誤ったフォームが体に染み付いてしまい、なかなか正しいフォームに直すことができなくなります。

ゴルフがなかなか上達しないと悩んでいるのであれば、まず基本に戻ってフォームを見直してみることが大切です。「ちゃんと飛んだから正しいフォーム」と思うのではなく、客観的に正しいフォームかどうか見極めて練習をする必要があります。

ゴルフの腕を上達させるにはどこで練習するかも重要

家でも練習場でもゴルフの練習はできますが、どこでどれだけ練習するかも大切です。もちろん、家で基礎的な練習をすることも欠かせませんが、実際にクラブを握って感覚を掴みながら練習しなければ、なかなか上達しないでしょう。定期的に練習場に通う習慣をつけたり、コースに出て場数を踏んだりすることが重要です。

多忙でなかなか練習場やコースに行けない方は、近くにあるゴルフシミュレーション施設を探してみましょう。ゴルフシミュレーション施設では、ゴルフコースを想定しながらの練習が可能です。苦手にしているポイントを重点的に練習することもできます。会社帰りなどに気軽に立ち寄ることができるので、ゴルフの練習を習慣づけるのにぴったりです。

地道な練習がゴルフの上達につながる

今回おすすめした練習メニューは、どれも地味な練習に思えてしまうかもしれません。しかし、ゴルフでは基礎を固めることがとても大切です。今回紹介したような練習を行い、正しく体を使うことが大切なポイントといえます。

まずは、自分が「正しく」練習できているかどうかを振り返りながら、ぜひ紹介した練習メニューを実践してみてください。自分で正しいかどうかがわからなければ、ティーチングプロのレッスンを受けるのもおすすめです。